サピアウォーフの2024
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今回のセールには大手生産牧場のコントレイル産駒が数多く上々されていますが、馬の出来、そして母系のポテンシャルでは本馬も決して引けを取りません。

まずは母系にご注目ください。5代母は名繁殖牝馬のケイティーズ。代表産駒のヒシアマゾンは有名過ぎるぐらいに有名ですが、孫以降の世代からも活躍馬が続出しています。スリープレスナイトが08年のスプリンターズSの覇者なら、アドマイヤムーンとエフフォーリアはともに年度代表馬に輝いた名馬。叔父のフルデプスリーダーは22年のエルムSを制しました。さらに、母の初仔となる半兄のオーウェル(牡、父アジアエクスプレス)はここまで10戦2勝。南関東のクラシック路線を沸かせ、東京ダービーにも出走するなど、早くも1350万円を獲得し、将来を嘱望される存在となっています。父が〝次代のリーディングサイアー〟コントレイルに変わった弟は当然、兄以上の活躍が期待できるでしょう。

母の父クロフネは16年から9年連続でブルードメアサイアーランキング10位以内をキープしている名種牡馬。とりわけ強調しておきたいのは、ディープインパクト系サイアーと相性抜群ということです。「父ディープインパクト×母の父クロフネ」のカップリングからはレイパパレやステファノス、プラダリアなどが登場。さらにキズナからテリオスベル、ヴァンセンヌからイロゴトシと、ディープ後継との間にも大物が出ているのです。ならば、父仔2代の無敗3冠を達成し、ディープインパクトの最良後継種牡馬と期待されるコントレイルとの相性を疑う必要はありません。

父の最初の代表産駒となることができるか。ライバルはとてつもなく強力ですが、その可能性は十分に秘めているはずです。

サピアウォーフの2024の動画

  • No.468 サピアウォーフの2024 [2024年7月9日JRHAセレクトセール 当歳上場馬]

サピアウォーフの2024の母馬